広島をもっと知りたい?! ~三次市編~
広島県三次市は、広島県の北部に位置する街です。
現在の三次市は周辺の7町村を吸収合併し成り立っています。
元・広島東洋カープの梵英心(そよぎ・えいしん)選手の出身地として知られています。
名産としては、三次ピオーネ(ブドウ)や、乳団子(ちちだんご…求肥でできたミルク味の団子)が有名です。
【食を楽しむ】
数年前、広島三次ワイナリーの近くに『トレッタみよし』という道の駅ができました。
その中には産直市場やレストラン、地元で展開するパン屋さんが入っています。
産直市場では、主に三次の山の幸・川の幸・加工品が購入できます。
もちろん、それらの産直品は施設内のレストランでも使われていて、味わうことができます。
また『パン工房green麦麦』では、地元の果物を使ったパンも作られています。
なお、『麦麦』は三次市内にあと2店舗ありますので、立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
(トレッタみよし/広島県三次市東酒屋町438/営業時間9:00~17:00)
三次市の中心部から少し離れたところにはなりますが、
『三良坂フロマージュ』という手作りチーズを販売するお店があります。
こちらでは、牛や山羊のミルクからチーズを作っており、
市外や県外からもそれらを求めてやってくる人もいます。
チーズは手作りで量産できないため、商品が売り切れ次第営業時間終了となります。
(広島県三次市三良坂町仁賀1617-1/営業時間10:00~17:00/ただし商品が売り切れ次第閉店)
【見て楽しむ】
桜とモミジのシーズンに景観を楽しめる公園が、三次市にあります。
尾関山公園(おぜきやまこうえん)には、桜やモミジが植えられており、
それぞれのシーズンになると花見や紅葉狩りなどが楽しめます。
これらの景観を守るため、地元の方々が樹木の手入れをしているとのこと。
ぜひマナーを守って観光しましょう。
駐車場も70台分あります。
(広島県三次市三次町中所)
なんと、三次市内にはミュージアムが10軒ほど存在します。
その中で紹介したいのは、三次出身の日本画家である
奥田元宋(おくだ・げんそう)の名前を冠した、
『奥田元宋・小由女美術館(おくだげんそうさゆめびじゅつかん)』です。
この美術館を設計したのは、東京都現代美術館などを設計した
柳澤孝彦(やなぎさわ・たかひこ)氏です。
奥田元宋・小由女美術館はトレッタみよしや
広島三次ワイナリーなどの近くに位置しているため、
割と足を運びやすいのです。
奥田元宋の作品のほか、特別展では様々なジャンルの美術品を公開しています。
(広島県三次市東酒屋町10453-6/開館時間9:30~17:00)
今回の三次市はいかがだったでしょうか?
前回の安芸太田町と併せて広島の県北部の特集となりました。
まだまだ暑い日が続いておりますが、秋のドライブはぜひ県北へ行ってみてくださいね。